【レポート】インク遊び朝活オフ会in大阪(2023.2.19)

当ページのリンクには広告が含まれています。

「目の前の人の楽しい時間を1秒だけ増やす」

2023年はこのミッションを実行していくぞ!

ということで早速、現在在籍しているオンラインコミュニティのオフ会として「インク遊び朝活オフ会」を主催してきました!\(^o^)/

参加者

主催者:2名(私+コミュニティでの作法を教えてくださった先輩) 参加者:6名

会の流れ

8:00〜8:45 部屋・道具の準備

8:55 最寄駅で待ち合わせ

9:00〜 自己紹介(参加者全員)、私からのお願いごと、参加費用のお支払い

9:15〜 基本の塗り方の説明(①遊色インクふわふわ塗り+綿棒でのお掃除、②ベタ塗り)

9:45〜 自由に好きな柄を塗ってもらう、ガラスペン体験

11:30〜 参加者全員の作品の集合写真撮影、片付け

12:00 完全退室

用意した道具

【1人に1セット用意】

【全員で使う用】

  • 推しインク4色
    • ぱんだや SABAのいちごオ・レ
    • HASE硝子工房 紫空 -菊秋-
    • NAGASAWA梅田茶屋町店 琥珀糖
    • とのりむ3周年 Contact Shoko
  • 遊色インク4色
    • 石丸文行堂 雲仙フロスティブルー
    • Lichtope 鴨川
    • 文具館コバヤシ 鉄仙
    • DREAM INK 六月檐雨(ろくがつのあめ)
  • 差し色4色
    • 文具館コバヤシ 大般若長光
    • 文具館コバヤシ 燭台切光忠
    • Tono&Lims ASUKA 〜あかねさす陽炎〜
    • ぱんだや SABAの天日干し

青系、紫系の差し色として黄色があるととても美しいです(青と混ぜて緑も作れる)

準備の様子

  • ホワイトボードに日付、会の名称、SNSに投稿する際のハッシュタグ、説明する用語を記載
  • 机に新聞紙を敷いて机を保護(必須)
  • 席に各自の道具と水を入れたコップを配置
  • インクと色見本、ティッシュをセッティング
  • 実際に塗った見本と、ぬりたくり絵の在庫を空いたスペースに置く

インクは4人につき1セットを用意した方が良い → 自席から遠いと取りにくいため

参加者8人ならインクは2セット

量は5ml瓶で十分足りる

私からのお願いごと

  1. 会の様子の写真を撮りたい
  2. 最後に、今日の参加者さんの作品の集合写真を撮りたい
    • SNSに掲載したいから
    • インク遊びの会の開催実績として、ブログおよび資料で使いたいから
    • 顔はわからないように隠します
  3. もしも今日の会が楽しかったら「#ぬりたくり絵」というハッシュタグをつけてSNSに投稿してもらえると嬉しい
    • 私もいいねをしに行くし、「ぬりたくり絵」の開発者さんもきっと喜んでくださると思うので

写真(特に顔)の掲載がNGの方がいらしゃるので、必ず会の最初に確認して許可をとってください

・「やってほしいこと」をちゃんと言葉にしてお願いすることは大事です

→「どうやるとやりやすいか?」を考え、使ってほしいハッシュタグをあらかじめホワイトボードに記載しています

最初に伝えること

「正解」も「間違い」もない

全部、自分の思い込みです。自分がそう「決めている」だけです。

もしも「正解」というものがあるとするならば、それは自分が「楽しい!」「ワクワクする!」と感じることです。そちらの方向に行ってOKです。なので「自分の中の“ワクワク”のセンサーを切らないでください」と伝えています。

同じ思い込むなら「自分は天才!」と思い込む方が楽しくないですか?

やらないように気をつけていること

否定をしない

その人の個性を潰してしまわないように。

私のやり方は「私が楽しいと思うやり方」でしかないので、そのとおりにやる必要がないからです。真似をしたい人はしていただいて大丈夫ですし、したくない人はしなくていいです。私はただ「その人の中から天才が生まれる瞬間」を、一番近い場所で見させてもらっているだけです。

その人の中には、その人自身もまだ気づいていないかもしれない「天才」がいます。

最初に伝える塗り方

マンツーマンの会のときは何も説明をせず、いきなり好きな柄を塗ってもらっています。塗りながら、途中で生まれた質問に答えていく感じです。

今回はワークショップの実験として、最初に簡単な説明をしながら一緒に塗ってもらう時間を設けてみました。

【準備】マスキングテープで輪っかを作り、ぬりたくり絵を下に敷く紙に貼る

これは、私が紙の端っこまでインクを塗りたいからです。はみ出てもいいように、下に紙を敷いています。

名刺サイズで2ヵ所、ポストカードサイズで3ヵ所ぐらいとまっていれば大丈夫だと思います

塗り終わったあと、この下に敷いた紙がとても芸術的な感じになります✨

ラメやインクの色も美しく、しばらく捨てられないです(笑)

遊色インクふわふわ塗り+綿棒で掃除

  1. 好きな遊色インクをインク3:水3の割合で混ぜる
  2. 丸筆(大)をしっかり水で濡らす
  3. キムタオルで軽く水分をオフ
  4. 丸筆(大)にインクをたっぷり含ませる
  5. 筆のおもむくままにざっくり塗る(筆ムラ推奨)
  6. 綿棒で白い部分に乗ったインクを掃除する

私が伝えたいのは「綿棒で白い部分に乗ったインクを掃除するの、めっちゃ楽しいよ!」の部分です(笑)何なら色を塗る作業よりも楽しいです。ずっとやっていられます。

これを説明するのに「おかげさま文房具店」さんのジェントルパンダ柄のぬりたくり絵が最適だったので、使わせていただきました。絵柄もめっっっっっちゃ可愛いです✨

ジェントルパンダさんのお顔掃除をする参加者さんたち

綿棒を軽く水で濡らす→②ティッシュで軽く水分をオフ→③掃除→④綿棒についたインクをティッシュで拭く

これの繰り返しです

ベタ塗り

  • 平筆を使う
  • こちらも最初に筆を水で濡らしておく
  • インクは水で薄めない
  • 縦・横どちらから塗り始めても良い
  • 縦+横を1セットとして、2セットぐらいでOK
平筆でベタ塗りをする参加者さんたち

「紙の上に乗ったインクを均一に広げる」ことを意識する

塗り重ね過ぎると、インクや絵柄によっては白い線が潰れます

ざっくり2パターンに分かれる

「ふわふわ塗り」「ベタ塗り」の塗り方を見ていると、なんとなーくその人の傾向がわかります(ご自分でもわかると思います)

お互いがお互いのことを「天才」だと思っていますが、これはどちらも天才なのです。

①細かい作業を永遠にやっていられる人
  • 塗り方が慎重
  • 筆の運びが遅い(感触を味わっている)
  • 筆ムラが気になる
  • 綿棒で掃除するのが好き
  • 決まった枠の中をキッチリ塗るのが好き
  • 「大胆に」「筆のおもむくままに」と言われると困る
  • はみ出し方がわからない
  • クマを1匹ずつ塗ると、絵柄の端っこギリギリまで塗れない → 線がビビる
  • 「スプラッシュ染め」や「刷毛塗り」をすると、一瞬で塗り終わってしまうのでなんだか勿体無い
  • ②の人のことを「本当の天才」だと思っている
②大胆な人
  • 筆の運びに迷いがない
  • 塗るスピードが速い
  • 「塗り分け」に挑戦してみるものの、途中で「やっぱり私にはむーりー!」と言って急に紙面をザーーーーーッと塗り出す
  • ①の人が好きな作業をやると苦行になる → すぐにやめてください(笑)

ちなみに私は①オブ①です🤤

あとは自由時間

塗ってもいいし、塗らなくてもいい。喋ってもいいし、喋らなくてもいい。おやつを食べてもいい。その人が楽しく過ごしてくれたら何でもいいです。

「自由にしていいよ」と言われると何をしたらいいのかわからない人がいるので、そんな人には「こういうのはどうかな?」という提案をします。

とのりむくまさん柄(ポストカードサイズ)

天才が生まれる柄」と私が呼んでいるものです。

  • 塗る人の個性がめちゃくちゃ出る
  • 塗ってるうちに、勝手にストーリーが生まれる

①の人:くまを1匹ずつ塗る → この1枚を仕上げるだけで、会が終わります

②の人:全体を遊色インクでザーッと塗ってから、任意のクマを別の色で塗り重ねたり、模様を描く

「とのりむくまさん柄」は、一度全体をザーッと塗ってしまうと、後から綿棒で掃除しても白い部分は綺麗になりません

刷毛deレインボー

名村大成堂さんの刷毛『Flap』を使うと、一筆で虹色に塗ることができます(おすすめはMサイズ)。グラデーションが苦手な人に特に使ってみてほしい……!めちゃくちゃ手軽でカンタンで楽しいから🌈✨

  1. 刷毛全体を先に水でしっかり濡らす
  2. キムタオルで水分を軽くオフ
  3. 刷毛の4分の1の範囲に1色ずつ、インクをスポイトで含ませる(インク4:水6であらかじめ混ぜておく)

1回虹色用の刷毛を用意すると、ぬりたくり絵4枚は塗れます

4人の参加者で1枚ずつ塗ると、人による違いがわかったり、交流も生まれて楽しいです✨

人間は意外と「4等分」が苦手なのかもしれない

スプラッシュ染め

「筆を使わない塗り方」の代表格。人間の力を使わず、インクと水におまかせします。

  1. クリアファイルの上に、スポイトで適当にインクを散らす(4色ぐらい)
  2. きりふきで水をまんべんなくシュッシュする
  3. インクに絵柄の面がつくようにぬりたくり絵を乗せる
  4. クリアファイルとぬりたくり絵を一緒にひっくり返す
  5. 白い部分がなくなるように、指でトントンする
  6. クリアファイルをめくる

はじめてのガラスペン体験

せっかくなので「ガラスペンで書く」体験もしていただきました✨

  • ガラス工房aunさんの「マーブルライトパープル」(字幅B)
  • インクはLichtopeさんの「鴨川」→ 字を書くときのイチオシ✨
  • 紙は神戸派計画さんのグラフィーロメモ(書き味が最高に気持ちいい✨)

参加者さんが塗った作品の集合写真

天才揃いじゃないですか!!!?\(^o^)/

みなさん、この日初めてぬりたくり絵を塗った方ばかりです✨

参加者してくださった方の感想

日本全国、どこでもワークショップに伺います!

イベントや文具店でワークショップを主催される方向けの研修も承ります。

ご依頼は「お問い合わせ」フォームからどうぞ✨

ぬりたくり絵」は、株式会社ノウトさんの登録商標です

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

・なぜかずっと見てしまうインク遊びのメイキング動画を発信
・「こんな面白い世界があるよ!」と伝える人
・単純作業が三度の飯より大好きな会社員
・Instagram2.6万フォロワー|リール最高360万回再生

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次