『ぬりたくり絵』を塗るのが好きなだけの一般人がイベントでワークショップを開催できるようになるまでの経緯を、再現できるように書きます。
始まりはノウト高木さんのツイート
『阪急文具の博覧会2023』の店頭で実演をする数日前に高木さんとお話する機会があって。その時に万年筆インクとの出会い〜私が今までやってきたこと〜この先の何を見ているのか?まで全部お話したんですよね。
それでね、力を貸してくださってね……本当にありがたいことです🙏✨✨✨
そのツイートに対して、じゅんさんが返信で『手帳の市2023春』にお誘いをくださった。
具体的に何をやったのか
この現象が起きるために、何をしたのか。
いろいろ仕込んでいたものが「1年経ったころに芽を出した」という感じです。
- 『インク遊び』のInstagramを開設(2021年11月)👉『ぬりたくり絵』が発売されたのが2021年12月
- 投稿をコツコツ続ける(週1〜3ぐらいのペース)👉ハッシュタグを選定、「いいね」まわり
- Twitterでも投稿👉ハッシュタグを選定
- 投稿内容を写真から動画に切り替える
- Instagramのリールを流用してTikTokとYouTubeにも投稿
- ノウトさんに認知された頃に、イベントで挨拶をする
- 自分が塗った作品を常に持ち歩く(いつ文具関係の方に会っても見せられるように)
- 友人を対象に『インク遊びの会』を開催👉ワークショップの実験
- 文具系のイベントに行くときに、動画を流せるタブレットと実演できる道具を持って行く
Instagramの運用について詳しく書くと長くなるので、別の記事で書きます。
・2019年〜2020年に在籍していたオンランサロンで、マーケティングを本業とされている方からTwitterとInstagramの運用を学び、当時2万フォロワーだった公式TwitterとInstagramアカウントの運用を1年弱ほどしていました。
・とある企業公式さんにSNS運用をするにあたっての資料を作成したり、アナリティクスやインサイトの数字の見方の説明をしたこともあります。
ワークショップの時間と回数、1回の参加人数を考える
最初の案は
- 1時間
- 各回の定員:8名
- 1日3回
でした。それでやってたら死んでたと思います(笑)
こんなにビッシリのスケジュールでよろしいですか?
高木さんが止めてくれたので、1日2回・定員6名に落ちつきました。
人数は正直、6人と8人で手間は変わりません。「4人まで」か「5人以上」で変わってくるので、そこが境目です。
また、私は準備に時間がかかる人なので、1回目と2回目の間は1時間は必要です。筆を洗うことと、水を入れ替えることに時間がかかります。
「講師プロフィール」を考える
スミマセン、講師プロフィールみたいなのをいただけますでしょうか?
講師プロフィール……!考えたことねえなあ/(^q^)\
何事もそうなのですが、こういうときは「同じジャンルでうまくいっている先輩のマネ」をします。
私の場合はべちょりさんです。ありがとうございます🙏✨✨✨
参考にしたべちょりさんのプロフィール(少し前のものです)👇✨
ポイントは……
- いつ始めたのか
- きっかけ
- どこに投稿しているか
- 何を伝えているのか👉参加すると何を得ることができるのか
- 具体的な数字
- 著書(あれば)
ワークショップが決まったはいいが、お客さんがいない
そりゃそうですよね。まず世の中に知られていない。ファンがいるわけでもない。
イベントまで2週間ちょっとだったので
- 「参加者0の覚悟」をする
- そのうえで、ワークショップの時間をどう有意義に過ごすかを考える👉次に繋がるどんな実験ができるか
これを考えて実行することに残りの時間を使いました。
自分が熱量を持って発信していないのに、イベントが勝手に盛り上がることはない
まずは自分が発信しないことには、知ってもらうことも、リツイートで応援してもらうこともできません。
では、何を発信するのか?
- 過程
- 想い
- イベントの日時と場所
過程です。過程を発信してください。これは、全てにおいてそうです。
自分にとってはあたりまえのことでも、知らない人にとっては「おもしろい情報」「役立つ情報」の可能性があります。また、人柄が伝わり「好き(ファン)になってもらえる」場合があります。
狙った結果にならなくても失うものは何もないです。全てを晒してください。
宣伝を読みたい人はいない
大切なのは「宣伝は嫌われる」ということを常に頭に置いておくこと。
👉宣伝を読みたい人はいない
👉自分が思っているより、全然読まれていない
👉大切なことは何度も繰り返し伝える
宣伝のみにせず、読んで楽しい「遊び心」があるツイートにすること!!!!
👉テストに出ます
イベントのハッシュタグをつけるのを忘れない!
👉どれが正式なハッシュタグなのか、イベント主催者さんが「使ってほしい」と思っているものを公式アカウントで必ず確認する!
👉イベントの名称とハッシュタグの誤字・脱字に細心の注意をはらう
当日までのツイートと、各ツイートの狙い
ワークショップ開催のお知らせ一発目。
ワークショップで実際に体験できる塗り方のサンプル画像を添付。
想い
過程
静止画よりも動画の方が目にとまる
イベントのメインコンテンツである「手帳」に、『ぬりたくり絵』のワークショップをどう結びつけられるのか、提案
「申し込んでくれた人がいる」ということに喜ぶ(喜んでいる姿を見せる)
過程
当日体験できることのイメージ動画
ここから、ワークショップ当日までのカウントダウン開始
想い
全然申し込みがないことを晒す(6日前の時点で予約は1人だけ)
「お店の看板」は大事なので、当日掲示できるものを書いた
ワークショップ当日、朝の時点での申し込み人数
- 3/25(土)12時〜13時👉残り1席
- 3/25(土)14時〜15時👉残り5席
- 3/26(日)11時〜12時👉残り5席
- 3/26(日)13時〜14時👉残り5席
ワークショップ当日編に続く。
日本全国、どこでもワークショップに伺います!
イベントや文具店でワークショップを主催される方向けの研修も承ります。
ご依頼は「お問い合わせ」フォームからどうぞ✨
『ぬりたくり絵』は、株式会社ノウトさんの登録商標です
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