この記事では、『ぬりたくり絵』のワークショップや「インク遊びの会」を開催するときに、参加者さんに用意している道具を紹介します。
\こんな人におすすめ!/
1人に1セット用意
ぬりたくり絵
『ぬりたくり絵』というのは、水を弾く透明なインクで絵柄が印刷されている紙です。
買ったときは真っ白な紙に見えるのですが、紙を傾けて光が斜めに当たるようにすると、絵柄がうっすらと見えます。
それを水性染料インクで塗ると、なんと絵柄が浮かび上がってくるんです……!👀✨
自分で絵を描かなくていいので、誰でもカンタンに楽しむことができますよ💓
ぬりたくり絵 4種類
- 遊色インクふわふわ塗り用
- ベタ塗り用
- スプラッシュ染め用
- レインボー刷毛用
どの柄をどの塗り方で塗ってもいいです。
個人的におすすめなのは遊星商會編×スプラッシュ染め。
めっちゃ幻想的な星空ができちゃいます✨
無料体験イベントを開催したときも、一番たくさん選ばれていました!
よく見ると、星が雪の結晶の形をしているのです❄️✨
筆
- 呉竹 水筆 フィス 大
- サクラクレパス 画筆 ネオセブロン 平型 14号
- トンボ鉛筆 水筆 小筆
まずはじめに1本買うなら丸筆
- どのサイズ、どの柄でも塗れる万能選手
- 適当にふわふわ塗るのに向いている
- ある程度、太さがある方が塗りやすい
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水筆だけど、水を入れないで使っています(笑)
理由は、中の水を押して出すよりも、筆先にコップの水をつけて塗る方が水の量がコントロールしやすいからです。
呉竹さんのこの水筆を推しているのは、毛量がちょうどいいからです(少な過ぎない)。
とのりむ編のクマを1匹ずつ塗りたいときは、この呉竹さんの水筆(大)がちょうどいい太さです。
平筆はベタ塗り用
- ベタ塗り=紙の上に均等にきっちりインクを塗り広げる
- 遊色インクではない万年筆インクの色見本を作るときに、ベタ塗りを使う
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名刺サイズのインクカードを塗るときは14号を使っています。
ポストカードサイズだと18号の方が塗りやすいです(太いので広い面積を塗るのに向いている)。
それより広い面積を塗りたいときは刷毛がおすすめ。
美しく塗れるだけではなく、めちゃくちゃ楽しいので(塗るときの感触が気持ちいい〜!)
筆が太くなればなるほど、洗う時間が長くなります(笑)
細かい作業が三度の飯より好きな全人類におすすめ!小筆
- 3mm方眼が1マスずつ塗れる
- 家の屋根を1本ずつ塗り分けられる
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私がこの世で一番好きな筆です(笑)
トンボ鉛筆さんの小筆は、細いのに適度に毛量があってめちゃくちゃ塗りやすい……!
家編、ステンドグラス編、ComPix編、マス目柄(イベント限定販売)を「パーツごとに塗り分けしたい!」(ぬり絵みたいに楽しみたい)という方には、超絶おすすめです!心から!!
細かい作業は、人によっては苦行になるから気をつけて!(笑)
パレット、スポイト、マスキングテープ など
- タミヤ 筆塗りパレット
- 下に敷く紙
- クリアファイル(A5)
- クリアカップ
- マスキングテープ
- スポイト 2個
- 綿棒 3本
- キムタオル
パレット
ワークショップで用意しているのは、タミヤさんの筆塗りパレットです。
- インクを入れる場所が18個あるから
- 重ねて持ち運びしやすいから
- 透明だから
自宅で使っているのは、シリコンモールド(レジン用の型)です。
- 柔らかいので、ガラスペンを傷つけない
- 洗いやすい
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クリアファイル(A5)
- スプラッシュ染めのときに使う
- マーカーで塗るときのパレットにもなるので、あると何かと便利
- クリアファイルに塗った作品を挟んで持って帰ってもらう
スポイト
- 万年筆インクを瓶からパレットに移すときに使う
- 水をコップからパレットに移すときに使う
- 1〜2本だけで買うのが難しい(割高になる)
綿棒
- 白い部分に乗ってしまった余分なインクを掃除するときに使う
- 水で軽く濡らしたときに、柔らかく(ふにゃふにゃに)ならない方が使いやすい
キムタオル
- ティッシュの消費量を抑えるため
- ゴミの量を増やさないため
ティッシュで筆を掃除してしまうと、大量のティッシュを使うことになります。
なので、筆を洗ったときのようにたくさんの水分を拭き取りたいときは、キムタオル(キッチンタオル)を使うようにしています。
水に強い!
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全員で使う用
万年筆インク
黄色は、青系・紫系の差し色として、めちゃくちゃ重宝します!
青いインクと混ぜることで、緑色が作れるのもポイント👍✨
そもそもぬりたくり絵に失敗はないのですが、淡い色のインクを使うと圧倒的に美しく仕上がります。
万年筆インクをそのままぬり絵に使うとちょっと色が濃いので、パレットでインクと水を1:1の割合で薄めて使うのが、個人的にはおすすめです。
- ぬりたくり絵には「水性染料インク」が適している
- 絵の具は「顔料」(水や有機溶媒などの溶剤に溶けない、着色用の固体粉末)
何回か塗り重ねると、絵柄の線が潰れます
水性マーカー
- トンボ鉛筆 筆ペン デュアルブラッシュペン ABT パステル 10本セット
ペン先が筆タイプで塗りやすい!
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「水性染料インク」を使ったマーカーであれば、何でもいいです。
色が淡めの方が、全体的にトーンがまとまりやすく、塗りムラもできにくいです。
色が濃い場合は、
- クリアファイルにマーカーで適当に丸を描いて、クルクルと塗る
- 水を含ませた筆で、クリアファイルについたインクと水をなじませる
- 筆についたインクでぬりたくり絵を塗る
こうすることで、淡くできます。
刷毛、きりふき、ティッシュ、新聞紙
- 名村大成堂 刷毛 Flap Mサイズ・Sサイズ
- きりふき
- ティッシュ
- 新聞紙
グラデーションが簡単にできる!刷毛
広い面積を塗ることができるのはもちろんのこと、刷毛にあらかじめ3〜4色のインクを含ませて塗ることで、難しいテクニックを使わずに誰でもグラデーション塗りができます。
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きりふき
スプラッシュ染めをするときに使います。
- 細かい水滴がスプレーできる方がやりやすい
- 軽い力でスプレーできる方が万人向け(握力が弱くてもやりやすい)
軽い力でスプレーできる
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まとめ
この記事では、インク遊びの会で使っている道具を紹介しました。
インク遊びに正解はありません。
「これで塗ったら楽しいかも!」というのが思い浮かんだら、すぐに実験してみてくださいね。
\塗った作品とインタビューが載ってます!/
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