ナガサワ文具センター三宮本店さんでの『インクあそびワークショップ』午後の部のイベントレポートです。みんなでご当地インクの『Kobe INK物語』(神戸インク)を使って『ぬりたくり絵』を塗りました!\(^o^)/
参加者
5名
開催1週間前に申し込み状況を聞いた時は3名だったんですけど、当日朝お店に伺った時に5名と聞いてビックリでした……!👀✨
道具・準備・タイムスケジュール(14時〜16時)
▼午前の部と同じ
ワークショップ中の様子
この回は本っっっっっ当にすごかったんですよ……!!!!
「人間、全員天才なんで」って毎回言ってるんですけど、本当に5人全員が「自分のどこに天才性があるのか」をめちゃくちゃ発揮してました。
- 0→1を生み出せる人
- 1を教えた時に、1を完璧に再現できる人
- 1を教えた時に、1を再現したうえで、その仕組みを応用して3とか4ができる人
①の人はもともと「言われた通りにしないといけない」という「思い込みの枠が外れている」ので、
- 私の説明を聞かなくていいです
- みんなと同じことをしなくていいです
と伝えています。「みんなと違うこと」が、このタイプの人の才能です。希少価値が高いんですね。
塗る紙がぬりたくり絵である必要もなく、真っ白の紙から作品を生み出せる人です。
「わかりましたー!」って言って全然違うことをしたり、私が話す前に塗り始める人はこのタイプ(笑)
そういう時に、自分が理解できないからといって「絶対に否定しない」と決めています。
①の人は、1枚目を塗ったときにもう「そうだ」ってわかるんですよ。
それを見て②と③の人が「①の人が本物の天才だ……!」って思いやすいんです。
もちろん、①の人は紛うことなき天才です。
でもね、②と③の人も天才なんですよ。
天才性のある場所が、人によって違うっていうだけ。
②③のタイプの場合は、真っ白の紙を与えて「自由にしてください」と言われると困る人がいます。
なので、私は②③の人に向けて、最初にいくつかのやり方を説明しています。
このタイプの人は、「1」のパターン(事例)をたくさん知ることによって、ご自分の才能を開花させていきます。
- 理解する力
- 再現する力(「どうやったらそれを再現できるか?」を考える力)
この2つが②の人が持っている才能。
③の人がさらにプラスして持っているのが次の2つ。
- 同じ考え方を別のものに応用する力
- 組み合わせる力
②と③の人は
- 調べる
- 人に聞く
この2つを駆使して、ご自分の引き出しに「1」のストックをいっぱい入れていってください。
そのたくさんの引き出しが、必要な時に「パン」と開いて中身を取り出せるようになります。
③の人は「遊色インクふわふわ塗り」「ベタ塗り」「スプラッシュ染め」「レインボー刷毛」と全く違う塗り方を伝えていくと、途中で「あ、この塗り方とこの塗り方を組みわせたらおもしろいかも」というのが自分の中から出てきます。その瞬間を逃さず、すぐに実験して結果を得てください。それがいわゆる「仮説と検証」で、全てはその繰り返しです。
私のタイプは、この③です。
今回の参加者さんは、3人がワークショップの開催時間より前に到着されたので、私が過去に塗ったものを開始時間まで見てもらっていました。
👉これが「1」のストックになった
また、参加者さんに①のタイプの天才がいたので、1枚目を塗ったときから「私が教えていない塗り方」をドンドンしていきました。
👉これも、周りの人の「1」のストックになった
- 色を何層にも塗り重ねる
- 指で塗る
- 塗った後の紙に霧吹きで水を吹きかける👉その部分のインクが剥がれる
- 裏面の白い部分に絵を描く
- 枠が存在してないレベルではみ出る
どうやら「自由にしていい」ということみたいなので
そうなんですよ。そのとおりなんです。自由をここまで体現できるって、ほんまにすごい。
なので、私が誰かに何かを説明している間に、残りの人たちで
そんなふうに塗ってもいいんですね……!
👉思い込みの枠が外れたときに言うやつ
めっちゃ天才ですね……!
👉お互いを自然に褒め合う
どしたどした?何が起きてんの!?
って自然に会話が発生してて、自由にみんながどんどんアレンジしていって出来上がった作品が、最後の集合写真です。
参加者さんが塗った作品の集合写真
なんか無い絵柄が生まれてるし、事件も起きてるよ……!\(^o^)/
私だけじゃなくてね、みんなが集合写真撮ってました📸✨
一番手前側の作品の人のことは、心の中で「マステ使いの天才」と呼んでいました😆✨
この回ね、「生まれて初めて万年筆インクを触った」人もいらっしゃるんですよ……!!(タイプ的には①+③っぽい)
もちろん「ぬりたくり絵を塗るのが初めて」の人もいらっしゃるんですけど、毎回みなさんの完成度すごいよねえ👀✨
なんでそんなに「スプラッシュ染め」と「遊色インクふわふわ塗り」上手くできるんかな!?私に教えてくれ😇
参加者さんの感想
私は②と③の人に説明できることはあるんですけど(自分もそれだから何となくわかる)、①の人に対しては伝えられることがほとんどないと思っているんですよ。
その①の人が会の終わりに言ってくださった感想が
めちゃくちゃ満足度が高い
だったので、本当に良かったな……!と思いました☺️✨
私の希望通り全部の道具を用意してくださって、ワークショップの時間も2時間くださって、ワークショップ中も筆を洗ったり水を換えたりずっとお気遣いいただいたナガサワ文具センターさん。本っっっっっ当にありがとうございました!!!!🙇♀️🙇♀️🙇♀️
そして、「こういう活動をしています」と人に伝えるのが苦手過ぎて自分から「やりたい!」と言い出せない私を、ナガサワ文具センターさんと繋いでくださった手帳活用プランナーの宮崎じゅんさん(Twitter / Instagram)。
じゅんさんがいなかったら、この日は存在しませんでした。同じ時代に生まれてきてくださって、出会って下さってありがとうございます……!!!!🙏🙏🙏✨✨✨
今日の参加者さんたちが、また次の人に「楽しい!」を伝えてくださいますように💓
日本全国、どこでもワークショップに伺います!
次のイベントは
- 6/17(土)・6/18(日)梅田ロフト 6階 文具売り場
- 7/15(土)〜7/17(月・祝)幕張メッセ
イベントや文具店でワークショップを主催される方向けの研修も承ります。
ご依頼は「お問い合わせ」フォームからどうぞ✨
『ぬりたくり絵』は、株式会社ノウトさんの登録商標です
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